STEP1〜4:情報収集から契約まで(目安:約2〜4ヶ月)
最初の関門は「本部選び」です。自分の適性・資金力・ライフスタイルに合う業態を絞り込み、複数本部の資料を請求して比較します。この段階で3〜5社に絞り、説明会や個別面談に参加しましょう。
本部による審査(書類選考・面接)では、自己資金の有無、経営者としての適性、開業への熱意が問われます。審査を通過すると、契約前に法定開示書面(中小小売商業振興法・中小企業庁の指針に基づく情報開示書面)が交付されます。
ここにはロイヤリティ、競業避止義務、違約金など重要事項が記載されているため、契約前に必ず精読してください。不明点は弁護士や中小企業診断士など第三者に相談するのが安全です。契約書のチェック方法は加盟契約チェックリスト10項目で詳しく解説しています。
STEP5〜6:資金調達・物件探しと工事(目安:約2〜5ヶ月)
契約後は、資金調達と物件探しを並行して進めます。日本政策金融公庫の新規開業資金などを活用するケースが一般的です。会社員の方が退職するタイミングは「物件と融資が確定してから」が鉄則。先に退職すると収入が途絶え、融資審査で不利になるリスクがあります。
店舗型の場合、内外装工事に1〜2ヶ月かかるのが一般的です。資材の納期や職人の確保状況によっては予定より数週間延びるケースもあるため(弊社編集部の取材事例に基づく傾向)、スケジュールには必ずバッファを持たせましょう。
STEP7〜8:研修・採用・オープン(目安:約1〜2ヶ月)
オーナー研修で経営ノウハウや実務、システム操作を習得します。並行してスタッフ採用を進めますが、人手不足が深刻な現在、無名の新店舗での採用は苦戦しがちです。
採用にあたっては求人媒体費や広告費を予算に計上しておくことが重要です。1人あたりの採用コストは業態・地域・媒体により大きく変動しますが、一般に無店舗新店では相応の広告費が必要になる傾向があります(固有の相場は媒体各社の最新料金で要確認)。オープン1〜2ヶ月前から早めに動きましょう。プレオープンで運営を検証したうえで、本オープンを迎えます。
開業費用はいくら?資金の内訳と目安
開業に必要な資金は業態によって大きく異なります。以下は日本政策金融公庫等の参考値や一般的な相場をもとにした目安であり、実際の金額は本部・立地・規模により変動します。
訪問型・宅配型のように在庫や店舗を持たない業態では、総額100万〜300万円で開業できるケースもあります。例えばおそうじ本舗の詳細を見るやくらしのマーケット系のハウスクリーニングなど現場スキル型は初期費用を抑えやすい傾向です。一方、飲食店舗型では1,000万〜3,000万円規模になることも珍しくありません。
ロイヤリティの計算方式(売上歩合制・定額制)も収益に直結するため、フランチャイズのロイヤリティの仕組みも併せて確認しましょう。初期費用を抑えたい方は初期費用を抑えて開業できるフランチャイズも参考になります。
業態タイプ別の比較:あなたに合うのはどれ?
開業の流れや期間、費用感は業態によって異なります。代表的な3タイプを比較してみましょう(数値はいずれも目安)。