一風堂:完全なる「暖簾分け」主義
一風堂(株式会社力の源ホールディングス)は、外部からの一般FC募集を一切行っていません。独自の「暖簾分け店主会」制度を採用しており、長年一風堂の正社員として経験を積み、味・接客・店づくりの厳しい審査をクリアした人物にのみ独立が許されます。既存の直営店を委託される「業務委託型」と、自己資金で新規出店する「ライセンス型」があります。ブランド力は圧倒的ですが、社外の人がゼロから加盟する道は基本的にありません。
日高屋:2026年に歴史的な「社外FC」解禁
日高屋(株式会社ハイデイ日高)は、セントラルキッチンによる味の統一を重視し、長らく「直営店」と「社員向け独立制度」のみに限定していました。しかし2026年4月、創業以来初となる社外フランチャイズ展開を解禁。新潟県の食品スーパー大手・株式会社オーシャンシステムとFC契約を結び、日本海側初出店となる店舗をオープンしました。今後の外部FC展開の動向が注目されるブランドです。
幸楽苑:外部参入が可能なフランチャイズ
幸楽苑(株式会社幸楽苑ホールディングス)は、古くから一般的なフランチャイズ展開を行ってきたラーメンチェーンです。2026年時点の店舗数は約350〜360店(公式店舗サイトで358店、2026年3月末決算では357店)。かつて「500店規模」だった時期もありますが、これは2017年頃の水準であり、現在の実店舗数とは乖離があります。なお500店は2033年3月期の出店目標として掲げられている数字です。
幸楽苑は店舗の約8割が直営で、外部の個人・法人向けのFC加盟金など具体的な条件は一般公開されていません。ネット上では加盟金の金額が流布していますが、公式・信頼できるメディアでの裏付けが取れないため、正確な条件は資料請求・本部への直接確認が必須です。断定的な数値情報を鵜呑みにしないよう注意しましょう。
山岡家:100%完全直営主義
山岡家(株式会社丸千代山岡家)は、フランチャイズ募集も暖簾分け制度も一切行っていません。全国の店舗はすべて完全直営店です。豚骨を長時間煮込む濃厚スープの質を保つため、「全店直営でなければクオリティ・コントロールが難しい」という強固な出店ポリシーを貫いています。加盟したい人には門戸がありませんが、その品質へのこだわりが強いブランドロイヤリティを生んでいます。
ラーメンFCの開業費用と収益の目安はいくら?
ラーメン店の初期投資は立地・規模により幅があります。以下は業界一般の相場感であり、特定ブランドの公式条件ではない点にご注意ください。幸楽苑をはじめ本部の正式な加盟条件は資料請求で確認してください。
※上記は飲食FCの一般的な相場であり、各社の公式条件とは異なります。実際の金額は必ず本部資料・契約書で確認してください。
ラーメンFCは飲食業の中でも厨房設備投資が大きく、回収期間は3〜5年程度が一つの目安とされます。月商は繁盛店で700万〜1,000万円規模を狙えるケースもありますが、これも立地・業態次第です。前述のとおり原材料・人件費高騰で営業利益率は圧迫傾向にあるため、開業前には必ず立地調査と資金計画を綿密に行いましょう。
ラーメン以外の外食FCと比較検討したい方は、飲食フランチャイズの1年目の月商・経費・利益や、初期費用を抑えたい方は少額で始められるフランチャイズ特集もあわせて確認するのがおすすめです。同じ飲食系では天下一品の詳細や町田商店の詳細、らあめん花月嵐の詳細なども加盟募集を行っています。
ラーメンフランチャイズ加盟までの進め方
外部加盟が可能なブランドを検討する場合、以下の手順で進めるとスムーズです。