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リユースFCを公式情報で比較2026|ハードオフ・セカスト・ゲオの加盟募集と開業条件

3社の公式サイトで加盟募集の有無と条件を確認した結果をまとめました

3社のうち、公式が加盟条件を公開しているのはハードオフだけでした

リユース(中古品)のフランチャイズを探すと、「ハードオフ」「セカンドストリート」「ゲオ」の3社が候補に挙がります。ただしこの3社は、加盟募集の状況も、公開している条件の量もまったく違います。

2026年10月2日に3社の公式サイトを確認したところ、FC加盟募集のページを設けて条件を公開していたのはハードオフだけでした。ゲオは公式の申し込みページに「現在FC/代理店募集を行っておりません」と記載しており、セカンドストリートは公式サイトにFC加盟募集の窓口を確認できませんでした。

本記事では、公式サイトに書かれていたことだけを整理します。金額が公式に出ていない項目は推計せず「公式に記載なし」と書いています。

この記事の要点

  • 3社のうち公式サイトで加盟条件を公開しているのはハードオフのみ(2026年10月2日確認)
  • ハードオフの加盟条件は公式に「法人組織であること」。個人では加盟できない
  • ゲオは公式の申し込みページに「現在FC/代理店募集を行っておりません」と記載
  • セカンドストリートは公式サイトにFC加盟募集の窓口を確認できなかった
  • 3社とも開業資金とロイヤリティの金額を公式サイトに記載していない

リユース市場の状況

リユース経済新聞の「リユース業界の市場規模推計2026(2025年版)」によると、2025年の国内リユース市場規模は3兆4,636億円(前年比6.2%増)で、16年連続の拡大と推計されています。

日本フランチャイズチェーン協会(JFA)の「2024年度フランチャイズチェーン統計調査」では、業種内訳の「リユース・中古品小売」が店舗数9.6%増・売上高11.0%増と、小売業全体(店舗数1.7%増・売上高3.4%増)を上回る伸びを示しています。JFAは要因として、貴金属等の現金化と訪日外国人による中古ブランド品の需要拡大を挙げています。

ただし、市場が伸びていることと、その市場に加盟できる窓口があることは別の話です。次章で3社の加盟募集の状況を見ます。

ハードオフ

株式会社ハードオフコーポレーションが運営するリユースチェーン。公式のFC加盟募集ページで加盟条件と契約期間を公開していますが、開業資金とロイヤリティの金額は記載していません。

おすすめポイント

  • 公式の加盟条件は「法人組織であること」。個人での加盟はできない
  • 契約期間は公式に「5年間(以降は2年毎に自動更新)」と記載
  • 募集地区は公式に「出店数の少ないエリア」と記載
開業資金公式に記載なし(要問い合わせ)
ロイヤリティ公式に記載なし(要問い合わせ)
契約期間5年間(以降は2年毎に自動更新)
店舗数1,103店舗(直営568・FC535/2026年8月末・公式の月次売上高・出店状況)
個人加盟不可(公式に「法人組織であること」と記載)
運営会社株式会社ハードオフコーポレーション
ハードオフの詳細を見る
セカンドストリート

株式会社セカンドリテイリング(旧:株式会社ゲオホールディングス)が運営する総合リユースチェーン。2026年10月2日時点で、公式サイトにFC加盟募集の窓口を確認できませんでした。

おすすめポイント

  • 公式サイトに「全国950店舗以上」と記載
  • 公式サイトに「2035年度までに国内1,500店舗体制」という目標を記載
  • FC加盟募集の窓口は公式サイトで確認できなかった(2026年10月2日)
開業資金公式に記載なし
ロイヤリティ公式に記載なし
店舗数全国950店舗以上(公式サイトの記載)
加盟募集公式サイトで募集窓口を確認できず(2026年10月2日)
運営会社株式会社セカンドリテイリング(旧:株式会社ゲオホールディングス)
ゲオ

株式会社セカンドリテイリングが運営する中古ゲーム・スマホ等のリユースチェーン。公式のFC・代理店申し込みページに「現在FC/代理店募集を行っておりません」と記載されています。

おすすめポイント

  • 公式の申し込みページに「現在FC/代理店募集を行っておりません」と記載
  • 公式サイトに「ゲオ 約900店舗」「ゲオモバイル 800以上」と記載
  • 新規の加盟検討先としては選択肢に入らない(2026年10月2日時点)
開業資金公式に記載なし
ロイヤリティ公式に記載なし
店舗数ゲオ 約900店舗/ゲオモバイル 800以上(公式サイトの記載)
加盟募集現在募集なし(公式申し込みページに記載)
運営会社株式会社セカンドリテイリング(旧:株式会社ゲオホールディングス)

3社の公式サイトで確認できた内容

ブランド開業資金(公式)ロイヤリティ(公式)個人加盟加盟募集確認日
ハードオフ公式に記載なし(要問い合わせ)公式に記載なし(要問い合わせ)不可(法人組織であることと明記)募集中2026-10-02
セカンドストリート公式に記載なし公式に記載なし公式に記載なし募集窓口を確認できず2026-10-02
ゲオ公式に記載なし公式に記載なし公式に記載なし現在募集なし2026-10-02

※「公式に記載なし」は、2026年10月2日時点で各社の公式サイトに記載が見つからなかったという意味です。条件が存在しないという意味ではありません。金額や詳細な条件は各社に直接お問い合わせください。

ハードオフ:3社の中で公式が加盟条件を公開している

公式に書かれている加盟条件

ハードオフコーポレーションの公式FC加盟募集ページには、加盟条件として「法人組織であること」と記載されています。個人では加盟できません。契約期間は「5年間(以降は2年毎に自動更新)」、募集地区は「出店数の少ないエリア」と記載されています。

新業態として「ハードオフ 工具館」「オフハウス アウトドア&スポーツ」が案内されています。問い合わせ先は同社FC店舗運営部(0254-24-4344/受付10:00〜18:00・年中無休)です。

一方で、加盟金・開業資金・ロイヤリティの金額は公式FC加盟募集ページに記載がありません。他のサイトで見かける「約1,500万〜3,000万円」「ロイヤリティ2%」といった数字は、2026年10月2日時点の公式サイトでは確認できませんでした。資金計画は、本部から提示を受けた金額で立ててください。

公開されている業績

同社の2026年3月期決算短信では、売上高39,276,974千円に対し売上総利益26,790,226千円で、売上総利益率は68.2%(前期68.6%)です。販売費及び一般管理費23,402,927千円を差し引いた営業利益は3,387,298千円で、「30期連続増収」と記載されています。なお同期は、第3四半期よりエコノス(69店舗)が連結に加わっています。

店舗数は、公式の月次売上高・出店状況によると2026年8月末で直営568店・FC535店の合計1,103店です。

売上総利益率が高いのは、仕入れ先が一般消費者であるリユース業の特性によるものです。ただしこれは上場企業である本部の連結値であり、加盟店1店舗の利益率を示すものではありません。

セカンドストリート:運営会社と店舗数は公開、加盟窓口は確認できず

セカンドストリートは、株式会社セカンドリテイリング(旧:株式会社ゲオホールディングス)が運営する総合リユースチェーンです。公式サイトには「全国950店舗以上」「2035年度までに国内1,500店舗体制」「9つの店舗タイプ」と記載されています。

同社の会社概要によると、設立は1989年1月、本社は名古屋市中区富士見町8-8、資本金は93億17百万円、東京証券取引所プライム市場および名古屋証券取引所プレミア市場に上場、従業員数7,249名、グループ店舗数2,274店、連結売上高4,812億円です。

ただし2026年10月2日時点で、公式サイトにFC加盟募集の窓口を確認できませんでした。加盟を検討する場合は、同社へ直接問い合わせて募集の有無から確認する必要があります。

ゲオ:公式に「現在FC/代理店募集を行っておりません」と記載

ゲオも株式会社セカンドリテイリングのブランドです。公式サイトには「ゲオ 約900店舗」「ゲオモバイル 800以上」と記載されています。

ただし公式のFC加盟・代理店パートナーお申し込みページには、「現在FC/代理店募集を行っておりません」と明記されています。2026年10月2日時点では、新規の加盟検討先としては選択肢に入りません。

加盟前に確認すること

古物商許可が必要

中古品の売買には、都道府県公安委員会の古物商許可が必要です。警視庁のサイトによると、申請手数料は19,000円です。また「古物商は、営業所ごとに、当該営業所に係る業務を適正に実施するための責任者として、管理者1人を選任しなければなりません。(古物営業法第13条第1項)」と記載されています。複数の拠点を持つ場合は、拠点ごとに管理者が必要です。

金額は法定開示書面で確認する

本記事で扱った3社は、いずれも開業資金とロイヤリティの金額を公式サイトに記載していません。検討を進める際は、本部から交付される法定開示書面で、加盟に必要な金銭や契約の解除条件などを確認してください。確認すべき項目はフランチャイズ契約書チェックの10ポイントで解説しています。

在庫が資金を固定する

リユース業は、買い取った在庫を売って初めて現金になります。売れ残った在庫は資金を固定します。店舗型の場合は内外装費や保証金に加えて、この買取資金が必要です。開業1年目の収支も参考に、資金繰りを試算してください。

チェックリスト

公式サイトに加盟募集の窓口があるか確認したか

募集を行っていないブランドに時間をかけないために、最初に確認します。

個人で加盟できるか確認したか

ハードオフのように「法人組織であること」を条件にしている本部があります。

開業資金とロイヤリティの金額を本部から書面で受け取ったか

公式サイトに金額の記載がない場合、他サイトの「目安」は根拠になりません。

古物商許可の取得計画を立てたか

申請手数料は19,000円。営業所ごとに管理者を1人選任する必要があります。

買取に充てる運転資金を見積もったか

在庫を仕入れる現金が必要です。内外装費とは別に計上します。

加盟検討の流れ

1

加盟募集の有無を確認する

公式サイトのFC加盟募集ページを見て、現在募集しているかを確認します。

2

資料請求・問い合わせ

ハードオフの場合はFC店舗運営部(0254-24-4344・受付10:00〜18:00・年中無休)が窓口です。

3

説明会・面談で条件を聞く

加盟金・開業資金・ロイヤリティの金額と、募集エリアを確認します。

4

法定開示書面を受け取って読む

加盟に必要な金銭や契約の解除条件などを確認します。不明点は書面で回答をもらいます。

5

物件と資金の計画を固める

募集地区の条件に合う物件を探し、買取資金を含めた資金計画を立てます。

よくある質問

A

本記事で扱った大手3社では難しいのが実情です。ハードオフは公式に加盟条件を「法人組織であること」としており、ゲオは「現在FC/代理店募集を行っておりません」と記載、セカンドストリートは公式サイトに募集窓口を確認できませんでした(2026年10月2日確認)。個人で検討する場合は、いくらや、出張買取MAX、大判小判、ハッピーカーズなど無店舗型の買取ブランドが候補になります。

A

2026年10月2日時点で、公式のFC加盟募集ページに加盟金・開業資金・ロイヤリティの金額の記載はありません。本部(FC店舗運営部)に問い合わせて提示を受けてください。他サイトに出ている金額は本部の公表値ではないため、資金計画の根拠にはできません。

A

ハードオフコーポレーションの2026年3月期決算短信では、売上高39,276,974千円に対し売上総利益26,790,226千円で、売上総利益率は68.2%です。ただしこれは上場企業である本部の連結値であり、加盟店1店舗の利益率ではありません。加盟店の収支は、本部から提示されるモデル収支で確認してください。

A

営業所の所在地を管轄する警察署を通じて、都道府県公安委員会に申請します。警視庁のサイトによると申請手数料は19,000円です。また古物営業法第13条第1項により、営業所ごとに管理者を1人選任する必要があります。手順は「古物商許可の取得手順」の記事で解説しています。

A

リユース経済新聞の推計では、2025年の国内リユース市場規模は3兆4,636億円で前年比6.2%増、16年連続の拡大です。JFAの2024年度統計でも「リユース・中古品小売」は店舗数9.6%増・売上高11.0%増と小売業全体を上回っています。ただしこれは市場全体の話であり、個別店舗の業績は立地や運営によって異なります。

個人で始められる買取・リユースのフランチャイズ

ハードオフは法人限定、ゲオは募集停止、セカンドストリートは窓口が確認できないため、個人でリユース・買取の開業を検討する場合は、別のブランドを見る必要があります。

当サイトで公式情報を確認し、個人の加盟が可能と確認できたブランドには、いくらや、出張買取MAX、大判小判、ハッピーカーズがあります。いずれも店舗を構えずに始められる形態を持っています。

なおエコリングは、公式サイトに個人加盟の可否が記載されていないため、本部への確認が必要です。

業界全体のブランド一覧は買取・リユース業界のFC一覧にまとめています。古物商許可の取り方は古物商許可の取得手順をご覧ください。

まとめ

  • ハードオフ:公式が加盟条件を公開。ただし「法人組織であること」が条件で、金額は非公開
  • セカンドストリート:公式サイトにFC加盟募集の窓口を確認できず
  • ゲオ:公式に「現在FC/代理店募集を行っておりません」と記載

リユース市場は16年連続で拡大していますが、大手3社のうち現時点で加盟できるのはハードオフのみで、しかも法人限定です。個人での開業を考えるなら、無店舗で始められる買取ブランドから検討するほうが現実的です。

金額の情報は、必ず本部が提示したものを使ってください。出所の分からない「目安」で資金計画を立てると、開業後に狂います。

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参考文献・出典

  1. FC加盟募集— 株式会社ハードオフコーポレーション(2026年10月2日確認)
  2. 決算短信— 株式会社ハードオフコーポレーション(2026年3月期)
  3. 月次売上高・出店状況— 株式会社ハードオフコーポレーション(2026年8月度)
  4. セカンドストリート— 株式会社セカンドリテイリング(2026年10月2日確認)
  5. 会社概要— 株式会社セカンドリテイリング(2026年10月2日確認)
  6. ゲオ/ゲオモバイル/ゲオデジタルベース— 株式会社セカンドリテイリング(2026年10月2日確認)
  7. FC加盟・代理店パートナーお申し込み— 株式会社ゲオ(2026年10月2日確認)
  8. リユース業界の市場規模推計2026(2025年版)— リユース経済新聞(リサイクル通信)(2026年)
  9. フランチャイズチェーン統計調査— 一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会(JFA)(2024年度)
  10. 古物商許可申請— 警視庁(2026年10月2日確認)

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リユースフランチャイズ比較買取中古品ビジネス

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この記事の執筆者

フランチャイズコンパスの編集部です。フランチャイズ本部の公表資料・一次情報をもとに、開業資金・ロイヤリティ・契約条件・サポート体制を調査・比較し、独立開業を検討する個人の意思決定に役立つ情報を発信しています。掲載する数値・条件は確認済みの情報のみを扱い、不明な項目は空欄のまま残す方針です。運営は株式会社プレスエー。

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