公式サイトで確認できた条件の一覧
※「公式に記載なし」は、表の確認日の時点で公式サイトに記載が見つからなかったという意味です。条件が存在しないという意味ではありません。金額は本部に直接お問い合わせください。
業種別に見る無店舗型の特徴
学習教室型
自宅または貸会場で教室を開く形態です。KUMONの公式サイトは「開設認可料110,000円(税込)が必要ですが、一般的なフランチャイズ契約で発生する加盟金や保証金は一切かかりません」と記載しており、本記事の7社の中では公式公表の開業資金が最も少額です。
教室運営の収支について、公式は「教室運営の収支は、会費収入と各種援助金を加えたものから、ロイヤルティと各種経費を引いたものになります」と説明していますが、ロイヤルティの料率は公開していません。説明会で確認する必要があります。
訪問・出張サービス型
顧客の自宅や現場へ出向く形態です。お助け本舗、便利屋ファミリー、トータルリペア、ベアーズが該当します。このうち公式が金額を公開しているのは、お助け本舗(初期費用総額995,238円・商標使用料月額52,380円)、便利屋ファミリー(135万円・別途消費税)、トータルリペア(住宅リペア370万円/出張カーリペア420万円・いずれも税別)の3社です。ベアーズは金額を公開していません。
JFAの「2024年度フランチャイズチェーン統計調査」では、サービス業全体は店舗数が前年比0.6%減・売上高が1.0%増と横ばいでしたが、業種内訳の「介護サービス」は店舗数が12.7%増・売上高が3.9%増と伸びています。訪問型の需要は業種によって差があります。
出張買取型
店舗を構えず、催事や出張で買い取る形態です。大判小判は催事型(無店舗型)が基本で、実店舗の出店はオプションです。ハッピーカーズは中古車の出張買取に特化しており、公式サイトに「無店舗からの運営が可能な、フランチャイズチェーンです」と記載があります。
買取・リユース系をまとめて比較したい場合は、買取・リユース業界のFC一覧もご覧ください。
無店舗型を選ぶ際に確認すること

金額が公式に出ていない本部は、必ず本部に聞く
本記事の7社のうち、ベアーズとハッピーカーズは開業資金の金額を公式サイトに記載していません。この2社について他のサイトで見かける「約◯◯万円」という数字は、本部の公表値ではありません。説明会や面談で確認してください。
自宅を事業に使えるか確認する
集合住宅の場合、管理規約で事業利用が禁止されていることがあります。賃貸の場合は賃貸借契約も確認が必要です。訪問型であれば、商圏までの移動距離も収支に影響します。
ロイヤリティの形を確認する
本記事の7社では、ロイヤリティの形が分かれています。お助け本舗は商標使用料として月額52,380円、便利屋ファミリーは月額5万円、大判小判は月11万円〜(税込)に加えて広告協賛金が月5.5万円(税込)、ハッピーカーズはロイヤリティ無料で会費が月々5万円です。KUMON、トータルリペア、ベアーズは料率・金額を公式に記載していません。
固定額のロイヤリティは、売上が小さい時期ほど負担が重くなります。開業初期の資金繰りを試算するときは、売上がゼロでも発生する費用として計上してください。
法定開示書面で契約条件を確認する
加盟の前に、本部から交付される法定開示書面で、加盟に必要な金銭や契約の解除条件などを確認します。確認すべき項目はフランチャイズ契約書チェックの10ポイントで解説しています。