店舗数・会員数・業績の最新データ
RIZAPの発表によると、チョコザップは2026年2月時点で全国約1,900店舗、会員数約111万人という巨大なネットワークを形成しています。
会員数は2025年半ばに一時135万人を突破しましたが、その後110万人台へ減少しました。この減少の主因は、株主優待廃止に伴う無料会員の離脱とされ、加えて利用者急増に伴うマシン故障や清掃状況といった品質課題の是正のため広告を抑制した影響もあります(出典:Business Insider Japan / RIZAPグループ2026年3月期中間決算)。「優良会員基盤への転換」と説明される一方、無料会員減が数字に大きく影響している点は留意が必要です。
業績は改善傾向だが中間は赤字
業績面では、2026年3月期の通期連結予想で売上収益は前期比で大幅な増収が見込まれています。ただし、2026年3月期中間(上期)の純損益は約18億円の赤字であり、「投資回収フェーズへ完全移行して黒字化した」と断定できる段階ではありません。先行投資による出店拡大と会員整理が進む過渡期にあると理解するのが正確です。
公平な見方:RIZAP全体の業績は改善傾向にあるものの、チョコザップ事業単体・グループ中間段階では赤字が残る局面です。「V字回復済み」という断定は避け、通期見通しと中間実績の両面で判断してください。
加盟は可能か?FC参入の現状
結論として、チョコザップのFCは法人であれば加盟可能です。2025年5月の募集解禁以降、問い合わせは急増しています。
RIZAPの2026年2月12日発表によると、FC加盟に関する問い合わせは1,682件を突破し、すでに46法人が84店舗の加盟意向を表明しています。個人単独での加盟よりも、既存事業を持つ法人が新規事業や決算対策として参入するケースが中心です。
実際の事例として、現役医師が設立した株式会社ちょこっとスマイルが2025年12月に長野県で「chocoZAP安曇野穂高店」をFC第1号店としてオープン。また、静岡県の建装会社・有限会社小原建装は2026年2月から県内の直営店計10店舗を一括で引き継ぎFC運営を開始しています。
無人運営型の異業種FCという点では、コインランドリーやセルフ系店舗と共通する参入動機があります。ほかの無人・省人化ビジネスとの比較検討にはコインランドリーFCの市場動向も参考になります。
投資額とロイヤリティ|自己資金と総投資額を区別する
チョコザップFCで最も誤解されやすいのが「自己資金700万円〜」という数字です。これは自己資金の目安であって、総初期費用ではありません。両者を明確に区別しましょう。
新規出店プランの費用内訳(公式試算・先着割引反映)
※上記は先着割引を反映した公式試算に基づく目安です。物件・時期により変動します。
つまり、自己資金700万円は総投資額の一部であり、差額はローン等の資金調達が前提になります。ロイヤリティ15%は月々のランニングコストとして収益を圧迫する重要数値のため、事業計画に必ず織り込んでください。
2つの投資モデルと収益性の定量根拠
チョコザップのFCには、大きく分けて2つの開業スタイルがあります。それぞれリスクとリターンの性質が異なります。