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パーソナルジムFC比較|開業資金・ロイヤリティ・年収を徹底解説【2026年版】

BEYOND・かたぎり塾・Apple GYMの収益モデルと成功条件を最新データで検証

パーソナルジムフランチャイズとは?24時間ジムとの違い

パーソナルジムのフランチャイズは、マンツーマン指導による個室型・高単価のフィットネスビジネスです。無人・省人化で薄利多売を狙う24時間ジムとは対照的に、トレーナーによる手厚いサポートで顧客単価とLTV(顧客生涯価値)を最大化する「ホスピタリティ型」のモデルとして、2024〜2026年にかけて注目を集めています。

コーチムの「パーソナルジム市場規模レポート」(2024年度統合推計)によると、国内パーソナルジム単体の市場規模は約450億円(業界の認知レンジは約275億〜500億円)と推計されています。全国の店舗数は、コーチムおよび業界試算で業界全体で概ね1,000〜1,500店舗規模とされ、主要ブランドでもかたぎりが約348店、BEYONDが約177店(いずれも2026年6月時点の公表値)という規模感です。

※市場規模・店舗数は推計値であり、調査主体によって数値に幅があります。本記事では引用元の数値に沿って記載しています。

本記事では、BEYOND・かたぎり塾・Apple GYMなど主要ブランドの開業資金ロイヤリティ・収益モデルを比較し、成功条件とオーナー年収の実態を、公開情報と推計を区別しながら解説します。

この記事の要点

  • 開業資金は約500万〜2,000万円、24時間ジム(2,500万〜4,000万円)より少額で始めやすい
  • 国内市場規模は約450億円(推計、レンジ275〜500億円)、店舗数は業界全体で概ね1,000〜1,500店舗規模
  • ロイヤリティは固定型(業界相場月5〜30万円)と売上歩合型(かたぎり塾20〜25%)の2種類。BEYONDは非公開で要資料請求
  • 会員30〜50名程度で損益分岐を目指せる高利益率モデル
  • 成功の鍵は高継続率によるLTV最大化と小商圏のWebマーケティング

数値の扱いについて

  • 市場規模・店舗数は調査主体により幅があり、本記事は引用元の推計値に沿って記載しています
  • ロイヤリティなど本部非公開の数値は資料請求で必ず確認してください
  • 営業利益・年収は月商×利益率から算出した推計であり実績を保証するものではありません

パーソナルジムFCの開業資金はいくら?

個室型パーソナルジムの最大の魅力は、24時間ジムに比べて初期投資が少額で済む点です。マシン設備を大量に揃える必要がなく、小規模なテナント(10〜30坪程度)で開業できるため、参入障壁が比較的低いのが特徴です。

業態初期投資目安損益分岐の会員数目安ビジネスの性質
個室型パーソナルジム約500万〜2,000万円30〜50名程度ホスピタリティ・属人モデル
24時間ジム約2,500万〜4,000万円数百名規模設備・無人化モデル

24時間ジムは初期費用が大きく、黒字化には数百名規模の会員獲得が必要な「設備産業」です。一方、パーソナルジムは会員30〜50名程度損益分岐点に到達しやすいとされ、少人数でも安定収益を出しやすい構造とされています(会員数は立地・単価により変動)。

無人・低価格帯のフィットネスと比較検討したい方は、chocoZAP(チョコザップ)の詳細を見るエニタイムフィットネスの詳細を見るもあわせてご覧ください。

開業資金の内訳(BEYONDの例)

業界大手BEYOND(ビヨンド)を例にすると、開業資金は総額約1,500万〜2,000万円とされています。以下は公開情報・業界相場に基づく目安であり、実際の金額は物件条件により変動します。

項目金額目安
加盟金数百万円規模(要問い合わせ)
内装工事費800万〜1,000万円
トレーニング機材100万〜200万円
物件取得費・その他200万〜300万円

※各項目の正確な金額は本部の資料請求で確認してください。

一方、かたぎり塾は加盟金165万円(公開値)、居抜き物件の活用により総額500万〜950万円での開業が可能とされています。自己資金や経営スタイルに応じて、投資規模の異なるブランドを選べるのがパーソナルジムFCの利点です。

ロイヤリティの仕組みは?固定型と売上歩合型

パーソナルジムFCのロイヤリティには、大きく分けて「固定型」と「売上歩合型」の2種類があります。どちらが有利かは、店舗の売上規模によって異なります。

  • 固定型: 毎月定額。売上が伸びるほど負担率が下がるため、高月商を狙うオーナーに有利。業界の固定型相場は月5万〜30万円程度とされています。
  • 売上歩合型: 売上に対する一定割合。売上が低い立ち上げ期でも負担が軽く、リスクを抑えやすい。

ブランド別のロイヤリティ(公開情報の範囲)

  • BEYOND: ロイヤリティの正確な金額および固定型/歩合型の別は本部非公開で、資料請求により開示されます。公開情報では具体額を裏付けられないため、加盟検討時は必ず本部へ直接確認してください。
  • かたぎり塾: 売上の20〜25%(第三者情報に基づく歩合型)。

例えば売上歩合20%の場合、月商170万円なら約34万円、月商500万円なら100万円がロイヤリティとなります。固定型は高月商時に負担率が下がる一方、売上が想定を下回ると負担が重くなります。自店舗の想定売上に応じてロイヤリティ体系を見極めることが重要です。契約前に確認すべき項目はフランチャイズ契約書チェックリスト10項目も参考にしてください。

主要パーソナルジムFCを徹底比較

以下では、収益モデル・投資規模・対象オーナー像の異なる主要ブランドを比較します。自分の投資可能額と経営スタイル(本業型か副業型か)に合わせて検討しましょう。

BEYOND(ビヨンド)

運営委託型が強みの業界大手(店舗数約177店・2026年6月時点)。高月商・高利益を狙う本格派オーナー向け。

おすすめポイント

  • 月商平均約500万円(公表値)、利益率20〜30%の高収益モデル
  • 人材育成を本部が代行する運営委託型で手離れが良い
  • 全国展開の実績と知名度によるブランド力
初期投資約1,500万〜2,000万円
ロイヤリティ非公開(要資料請求)
契約期間要問い合わせ
収益性利益率20〜30%(推計)
関連ジムを見る
かたぎり塾

低資金・高継続率で副業志向のオーナーに人気(店舗数約348店・2026年6月時点)。居抜き活用で少額開業が可能。

おすすめポイント

  • 加盟金165万円(公開値)、総額500万〜950万円で開業可能
  • 平均継続期間が長く顧客定着率が高いとされる
  • 小規模・低資金で始めやすい設計
初期投資約500万〜950万円
ロイヤリティ売上の20〜25%
契約期間要問い合わせ
月商目安約170万円
関連ジムを見る
Apple GYM(アップルジム)

海外式ボディメイクメソッドを採用。低単価・省スペースで早期回収を狙う設計。

おすすめポイント

  • 1回3,960円〜の低単価設定で顧客層を拡大
  • 小規模・省スペースで初期費用を抑制
  • 早期の投資回収を目指す効率重視モデル
初期投資抑えめ(要問い合わせ)
ロイヤリティ要問い合わせ
契約期間要問い合わせ
単価1回3,960円〜
関連ジムを見る

BEYONDは運営委託型で手離れが良く、高月商を狙う本格派向け。かたぎり塾は低資金・高継続率で副業志向のオーナーに人気、Apple GYMは低単価・省スペースで早期回収を目指す設計です。

パーソナルジムFCの収益モデルとオーナー年収は?

マネーフォワード クラウドの解説記事によると、パーソナルジムが儲かるとされる理由は「高単価・低原価・高継続率」の3点にあります。トレーニング指導が主力サービスのため原価がほぼ人件費に限られ、利益率が高くなりやすいのが特徴です。

月商・営業利益のシミュレーション

BEYONDの場合、月商平均は約500万円とされ、利益率20〜30%で試算すると営業利益は月100万〜150万円程度(推計)と見込まれます。かたぎり塾は月商目安約170万円ながら、平均継続期間の長さが特徴で安定収益につながるとされています。

※営業利益額は月商×利益率の幅から算出した推計であり、実績を保証するものではありません。回収期間も立地・運営状況により大きく変動します。

オーナー年収の目安

オーナーの働き方によって年収は大きく変わります。以下は利益率から逆算した目安です。

経営スタイル想定利益率オーナー年収目安(推計)
オーナー兼トレーナー(現場稼働)60〜70%1,000万〜1,500万円程度
運営委託型・副業オーナー20〜30%400万〜800万円程度
多店舗展開オーナー-2,000万円以上のケースも

オーナー自身がトレーナーとして稼働すれば人件費を抑えられ、1店舗でも高い手残りを狙えます。一方、本部に運営を委託する副業型は手残りが下がるものの、経営の手離れが良いため複数店舗展開で総額を伸ばすオーナーも存在します。開業初年度の収支イメージはフランチャイズ開業1年目の月次収支で具体的に確認できます。

個室型高単価FCの成功条件は?

業界は店舗増加による「成熟期」に入りつつあり、大手のM&Aも見られます。「開業すれば集客できる」時代は終わり、質の伴わないジムは淘汰されるフェーズです。成功のためには以下の条件が重要です。

以下の手順で開業準備を進めることをおすすめします。

手順ガイド

1

市場調査と商圏分析

出店予定エリア数km圏内の競合ジム、人口・所得層、女性比率を分析。乱立エリアを避け、需要の見込める立地を選定します。

2

ブランド・FC本部の選定

自己資金と経営スタイル(本業型/副業型)に合わせてブランドを比較。ロイヤリティなど非公開の数値は資料請求で確認し、本部サポートの手厚さを重視します。

3

資金調達と物件契約

日本政策金融公庫などの融資も活用し開業資金を準備。居抜き物件を使えば内装費を大幅に削減できます。

4

トレーナー採用・研修

指導品質が継続率を左右するため、優秀なトレーナーの確保と本部研修による育成を徹底します。

5

開業前集客・MEO対策

Googleマップ(MEO)・SNS・オフライン広告を組み合わせ、開業前から見込み客を確保します。

LTV(顧客生涯価値)の最大化

無人ジムにはない「トレーナーとの信頼関係」「食事・メンタルサポート」が生命線です。いかに退会者を抑え、長く通ってもらえるか(継続率)が収益を左右します。継続期間の長さは、そのままLTVと店舗収益の安定につながります。

小商圏でのWebマーケティング

パーソナルジムの商圏は店舗から数km圏内と狭いため、MEO対策(Googleマップ集客)やSNS運用、オフライン広告の組み合わせが明暗を分けます。利用者に女性が多い傾向を踏まえ、女性の悩みに寄り添う訴求も効果的です。

開業前には以下のチェックリストで準備状況を確認しましょう。

チェックリスト

自己資金と借入のバランスは適切か

初期投資の3〜5割は自己資金で確保するのが理想です。

商圏内の競合ジムを調査したか

数km圏内の競合数と価格帯を把握しておきましょう。

本部の集客・人材育成サポート内容を確認したか

成熟期の今、本部支援の有無が成否を分けます。

ロイヤリティ体系と正確な金額を資料請求で確認したか

固定型と歩合型で損益分岐が変わり、非公開のブランドもあります。

継続率を高める仕組み(食事・メンタルサポート)があるか

LTV最大化が収益の生命線です。

パーソナルジムFCの注意点・リスク

メリットの多いパーソナルジムFCですが、注意点もあります。第一に、同一商圏でのジム乱立による競争激化です。立地選定を誤ると集客に苦戦します。第二に、優秀なトレーナーの確保・育成が難しく、退職による顧客離れのリスクがあります。第三に、固定ロイヤリティ型の場合、売上が想定を下回ると負担が重くのしかかります。

これらのリスクを踏まえ、本部のサポート体制(人材育成・集客支援)が充実したブランドを選ぶことが、失敗を避ける最大のポイントです。他業種を含めた成長性の比較はフィットネスジムFCの将来性・成長性(2026年)、失敗回避の観点はフランチャイズの失敗事例と成功の秘訣もあわせて確認しておきましょう。

よくある質問

A

ブランドにより幅がありますが、約500万〜2,000万円が目安です。BEYONDは約1,500万〜2,000万円、かたぎり塾は加盟金165万円・居抜き活用で総額500万〜950万円と少額開業も可能です。24時間ジム(2,500万〜4,000万円)に比べ低い初期投資で始められます。

A

利益率から逆算した推計では、オーナー自身がトレーナーとして現場稼働する場合(利益率60〜70%)で年収1,000万〜1,500万円程度、運営委託型・副業オーナーは1店舗あたり400万〜800万円程度が目安です。多店舗展開で年収2,000万円以上を実現するオーナーもいますが、いずれも立地・運営状況により変動する推計値です。

A

収益構造が異なります。24時間ジムは初期費用2,500万〜4,000万円の設備産業で数百名の会員が必要ですが、パーソナルジムは500万〜2,000万円で会員30〜50名程度から黒字化を目指せます。少額投資で始めたい・高利益率を狙いたい場合はパーソナルジムが向いています。

A

BEYONDのロイヤリティの正確な金額や固定型・歩合型の別は本部非公開で、資料請求により開示されます。業界の固定型ロイヤリティ相場は月5万〜30万円程度とされていますが、公開情報では具体額を確認できないため、加盟検討時は必ず本部へ直接お問い合わせください。

A

本部が人材育成や集客ノウハウを提供するFCなら未経験でも参入可能です。ただし国内店舗数は概ね1,000〜1,500店規模まで増え業界は成熟期に入っているため、継続率を高めるサポート体制と小商圏でのWebマーケティングが成功の鍵となります。

まとめ

パーソナルジムフランチャイズは、24時間ジムに比べて初期投資が約500万〜2,000万円と少額で、会員30〜50名程度で黒字化を目指せる参入しやすいビジネスです。オーナー兼トレーナーであれば高い利益率が期待でき、多店舗展開でさらなる収益拡大を狙うオーナーもいます。

一方で、国内市場規模は約450億円(推計、レンジ275〜500億円)、店舗数は業界全体で概ね1,000〜1,500店舗規模とされ、業界は成熟期に入り競争が激化しています。成功の鍵は、高い継続率によるLTV最大化と、小商圏での的確なWebマーケティングです。

BEYOND・かたぎり塾・Apple GYMそれぞれ収益モデルが異なるうえ、ロイヤリティなど非公開の重要数値もあります。加盟検討時は必ず本部の資料請求で最新の正確な条件を確認し、自分の投資額と経営スタイルに合ったブランドを選ぶことをおすすめします。

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参考文献・出典

  1. 特定サービス産業動態統計調査経済産業省(2024年)
  2. パーソナルジム市場規模・店舗数レポートコーチム(2024年度統合推計)
  3. ジム経営はなぜ儲かる?収益モデルと年収の実態マネーフォワード クラウド(2024年)

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タグ

パーソナルジムフランチャイズ開業資金フィットネス

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この記事の執筆者

フランチャイズコンパスの編集部です。フランチャイズ本部の公表資料・一次情報をもとに、開業資金・ロイヤリティ・契約条件・サポート体制を中立的な視点で調査・比較し、独立開業を検討する個人の意思決定に役立つ情報を発信しています。掲載する数値・条件は確認済みの情報のみを扱い、不明な項目は空欄のまま残す方針です。運営は株式会社プレスエー。

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