介護・福祉フランチャイズが注目される背景
日本の超高齢化は加速の一途をたどり、介護産業の市場規模は2025年時点で約21兆円規模に達すると試算されています(経済産業省・みずほコーポレート銀行等の推計)。厚生労働省の第9期介護保険事業計画に基づく推計では、2026年度には約240万人(2022年度比で約25万人増) の介護職員が必要とされており、需要と供給の両面で大きなビジネスチャンスが広がっています。

一方で、東京商工リサーチが2025年4月に発表した調査によると、2024年度の「老人福祉・介護事業」の倒産件数は過去最多の179件(前年度比36.6%増)に達しました。とりわけ訪問介護が86件と全体の約半数を占め、個人や小規模法人が2024年の基本報酬マイナス改定やヘルパー不足・人件費高騰に耐えきれず市場から退出しています。
こうした環境下で、効率的な運営システムと採用力を持つフランチャイズ(FC)本部への加盟ニーズが急増しているのです。日本フランチャイズチェーン協会(JFA)の2024年度統計では、全FCチェーンの売上高は29兆2,826億円(前年比+3.6%)、介護サービスを含む健康・高齢化対応分野の売上高は前年比+3.9%と堅調な成長を記録しています。


