当編集部で検算すると、次の3点が分かります。
1. 個人開業の営業利益は、売上から諸経費を引いた額と合わない。 個人開業は年間売上2,400万円・諸経費800万円(テナント家賃180万円・教材費380万円・水道光熱費36万円・広告宣伝費180万円・その他諸経費24万円)で、差し引きは1,600万円です。公式の表示は営業利益1,800万円で、200万円の差があります。法人開業は売上7,200万円から諸経費2,900万円を引いて4,300万円と、表示と一致します(当編集部の計算)。
2. 売上には月謝以外も含まれると読める。 個人開業は生徒50名・平均月謝3万円で、月謝だけなら12か月で1,800万円です。公式トップに載る同じ収益モデルでは、「利益 1,800万円」の欄に「内訳 : 月謝、入塾金、特別講習等」と書かれています。この内訳を売上の内訳と読むと、年間売上2,400万円と月謝だけの1,800万円の差の600万円は、入塾金や特別講習などの分と読めます(当編集部の読み)。月謝だけの額(50名×3万円×12か月)が表示の利益と同じ1,800万円になっている点も、説明会で確かめたいところです。
3. よくあるご質問の収入例は、別の前提で書かれている。 よくあるご質問は、10〜15坪程度(座席15席)のテナントで「生徒数50名、平均月謝26,000円(税別)とすると、売上:2,100万円、収益:1,400万、経費:700万 となっております。」としています。月謝だけなら50名×26,000円×12か月で1,560万円です。同じページは、平均月謝を「おおよそ2~2万5千円程度を見込んでいます」とも書いており、収益モデルの平均月謝3万円とは前提が違います(当編集部の計算)。
公式は収益モデルについて「※上記の収支モデルは参考資料であり、記載されている数値は加盟契約上保証されるものではありません。」「※上記の収支モデルは初年度を含めた経過年数収支シュミレーションではございません。」と注記しています。公式は初年度を含めた経過年数のシミュレーションではないとしており、開校直後の数字として示されたものではないと読めます(当編集部の読み)。個人開業の利益は塾長自身の取り分を含む額で、ここから税金や社会保険料を払います(当編集部の読み)。
開業までの流れと研修
公式は、意思決定してから教室を開くまでを「最短で約1ヵ月半~2ヵ月くらい」としています。開業までのステップのページでは、契約から3ヶ月目の開校までを次のように示しています。