SUMiTASに加盟すると本部にいくら払う?
公式の「加盟金・ロイヤリティのご案内」と「よくあるご質問」に書かれている費用・条件は次のとおりです。
ロイヤリティは売上に連動しない定額です。売上が伸びても本部への支払いは月10万円のままで、反対に売上が立たない月も10万円がかかります。
当編集部で、契約期間の3年間に本部へ払う固定費を計算すると、加盟金200万円+月10万円×36か月=560万円(税別)です。同社のコラムも同じ計算を示しており、税込では616万円です。保証金はなく、研修費は加盟金に含まれ、更新にも費用はかからないので、この総額のほかに本部へ必ず払うお金はないと説明されています。ただし、ロイヤリティがいつから発生するか(契約月か開業月か)は公式に記載がないため、これは36か月すべてで支払う前提の上限の目安です。実際の支払総額は、ロイヤリティの発生時期によって変わります。
開業資金は最小想定500万〜600万円、運転資金は月70万円程度から
公式の「よくあるご質問」は、実際の開業資金を「最小想定ですとおおよそ500万~600万円程度」としています。この金額には加盟金・不動産免許取得費・店舗取得費・看板設置費・店舗内装費などが含まれ、事務用品はリース契約を想定しています。加盟金200万円を除くと、免許・店舗・看板・内装などに充てる分は300万〜400万円になります(当編集部の計算)。
同社のコラムは、加盟検討者に示している試算の例として、開業資金の合計520万円(税別)の内訳を公開しています。
加盟金と協会への入会で、開業資金のおよそ3分の2を占めます(当編集部の計算では347万円÷520万円で約67%)。
運転資金は「最小想定ですとおおよそ70万程度~」で、人件費・地代・光熱費・ロイヤリティ・各種リース代金・ガソリン代金・広告費・その他雑費を含み、事務用品と営業車はリース契約を想定しています。同社のコラムは、人を雇わずに1人で運営する場合の試算として「役員報酬の月20万円を含めて初年度は月73万円程度」と書いています。毎月の運転資金のうち10万円がロイヤリティにあたります。
自己資金の目安として、同社のコラムは「開業資金と運転資金を合わせて800万〜1,000万円を目安に用意する」ことを勧めています。
黒字化までの期間と費用は「地域や開業時の規模、そして当社ノウハウやナレッジの活用度により全く異なります」とされ、具体的な数字は示されていません。加盟店向けの収支モデルや売上シミュレーションも、公開ページには記載がありません。
一方で、公式トップの「数字で見るSUMiTAS」は、想定投資回収期間22か月〜、平均月間売上410.6万円(転売益を除く)、1店舗あたりの平均月間の売買契約件数5.3件、加盟店の平均人員3.4名を掲げています。同社のコラムは、平均月間売上と想定投資回収期間について「これは成果を約束する数字ではありません」としており、平均月間売上は直営店と加盟店を合わせ、店の人数を分けていない平均だと説明しています。
「不動産免許取得費」の中身:保証協会に入るか、1,000万円を供託するか
不動産の売買を仲介するには宅地建物取引業の免許が必要で、免許を受けた業者は、取引の相手方を守るためのお金を用意しなければなりません。方法は法律で2つに分かれています。